カンボジアの子供たちの
「生活環境・学習環境」づくりを支援するツアー報告記
2005.10.30〜2005.11.3
(1)

カンボジアの子供たちの生活環境や学習環境づくりを支援しようと
NPO法人コミュニティ時津が呼びかけた一行6人がカンボジアを
訪問した。
見てきたカンボジの状況を写真でお見せしながらレポートする。


2005.10月30日12:00
福岡国際空港を出発


今回は、中古自転車78台、古着のダンボール17個260キロを
訪問前に送った。
今回の訪問では、ソーラーパネルや追加の古着を持ち込むだけで良かった。

訪問時季は例年10月末にしている。
これはカンボジアの雨期がほぼ終って活動がしやすいこと
日本の暑い夏を、私たちの体が覚えていて、カンボジアの暑さに順応出来ることを期待してのこと。

飛行機はタイ航空とJALがタイアップしているのでJAL便を利用
いずれにしてもカンボジアへ直行する便はないため
タイのバンコックで乗り換えて、シェムリアップの空港へ飛ぶことになる。

福岡空港からバンコクまで約5時間、時差2時間。


 昨年訪問した経験があるので、シェムリアップ空港への搭乗カウンターを探すのに
少々手間とったがスムーズに移動できた。

      バンコク国際空港の売店にはダンボールを広げて、商品の整理。
活気があると言えばある。

シェムリアップ空港の搭乗口を確認してから休憩。
5時間の疲れをとる。
   
カンボジアへ向かう日本人と出会うことが意外と多い。
東京から来たという若い二人ずれのお嬢さん。岐阜からアンコールの観光だというおじさんたち。
コンゼン旅行の二人とも・・・・・
****
タイ航空で、バンコクからシェムリアップ空港へ

機内には日本人スチュワーデス(写真左)、バンコクからシェムリアップの便には珍しい。
バンコクに住んで10年以上になる「暖かくて住みやすいところ」と言っていた。

シェムリアップに到着してから夕食。
現地のガイド・キムさんが中華料理店に案内してくれた(写真中央)。
初日はホテルへ到着して終り。
ホテルは、朝食付。(4000円程度)朝食は、クロワッサン、卵料理、コーヒー、フルーツ。

中華料理店もホテルも観光客向けの上等。
ただ、水事情は良くなく、風呂のお湯は後半、水状態。
最初は熱いお湯が出たのだが途中から水。
宿泊者が一斉に使ったのか、部屋によるものか?

12月31日(シェムリアップ・ホテル付近の朝)

朝食の前にホテルを出て街を散歩。
街には、バイク、自転車、馬車、トラック、乗用車が混在する。
横断歩道の無い道を小走りに人が横断する。


朝食をすませたあと、支援活動の前に街をぶらり
子供たちは路面にチョークのようなもので絵柄を描いて遊んでいた。
チェスを楽しんでいるように見えた。


*****

更に街を歩いて賑やかな通りまで出た。

若い女性が
金を恵んでくれと集まってくる。

この若い婦人たちは、一様に子供をダッコしている。
「自分の子供ではない、収入を増やすために借りて来た子供」
と、いうのが通説。


カンボジアには働く企業が少ない。
学校の先生の給料は、2000円/月 前後、バイトしなければ家族を養っていけないという。
ましてや多くの女性の働き場所は少ない。

つづく


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