y.canata '09.03.20

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「まちエコ講座」モデル事業取り組み紹介

基調講演 竹内 よし子氏

M田課長のあいさつ

エコ大使サミット〜地域における環境運動の拡がりについて〜

第4回長崎県「+エコ運動」 エコ大使サミット

 平成21年3月15日(日)、長崎大学中部講堂で、長崎県主催の第4回 長崎県「+エコ運動」エコ大使サミットが開催された。

 環境に取り組むNPOや各種団体、地球温暖化防止活動推進員など約200人が参加。午後1時から5時まで基調講演(市民+エコ活動の拡がりについて)や「まちエコ講座」モデル事業取り組み内容の紹介、エコ大使サミットなどが行われた。

 基調講演では、NPO法人えひめグローバルネットワーク 代表の竹内 よし子氏が、松山市からアフリカ・モザンビークへ放置自転車を送り、内戦後も現地に残存する武器との交換を行っている。「銃を鍬へ」と呼ばれるこの平和支援は、「自転車」をキーワードに平和・まちづくり・環境・福祉・国際協力、と多角的な視点を有し、「持続可能な社会をつくるためには?」を考えながら動き出すきっかけをつくり、市民自らが次の行動へとつないでいる。1主婦が始めた活動が大きなネットワークとなってモザンビークの大使が、愛媛県を訪問するまでになったという話を興味深く聞いた。

 「まちエコ講座モデル事業の取り組み内容紹介では、NPO法人長崎ビーチサービスが「かんたん!きれい!みんなで取り組む海岸保護・清掃活動体製制の構築」について、長崎総合科学大学 人間環境学部 蒲原講師が、「自治会単位の環境マネージメントシステムの構築」について、長崎総合科学大学 地域科学研究所の 宮原所長が、「BDF精製用家庭廃食油回収システムと環境のまちづくりの構築について、長崎大学 環境課学部 深見准教授が「雲仙」環境の街づくりの支援についての報告があった。
 ※「まちエコ講座」:
 地域が抱える様々な環境問題を地域住民が自ら考え行動し解決できるよう、そのためのノウハウの提供や提言、意識の啓発を目的とし、県内のNPO法人や大学など専門性の高い知識を持った団体に対し、県が委託する地域住民の体験・参加型の学習講座。

 
 エコ大使サミットでは、「地球における環境運動の拡がりについて」というテーマで、長崎県環境部未来推進課 M田課長が司会進行役を勤め、平成20年度のエコ大使11人と平成19年度エコ大使4人が、活動状況を報告し、ネットワークづくりなどの意見交換を行った。
※エコ大使:
 長崎県が「+エコ運動」地域エコモデル事業として助成した団体の代表者。地域における環境保全のためのモデル的な取り組みを行っており、エコ大使サミットなどを通じ、その活動内容を県下に発信する。

 申し訳ないが今回の「+エコ運動」エコ大使サミットに参加するまで、「+エコ運動」とか「まちエコ講座」、「エコ大使」というのを知らなかった。従って、自分の勉強の積りでいただいた資料の説明文を抜粋し掲載させていただいた。どういう活動・運動であるかというのが何となく分かったような気がしている。

 「長崎県内のいろんなところで、皆さん頑張っているな」というのが分かっただけでも収穫であった。また、意外と身近なところに、同じような思いで活動している人がいるのだなということも分かった。