子どもと大学生スタッフは、思い思いのグループが車座になって食事と懇談
平成24年度の“いただきますクッキング教室”(子どもの居場所づくり実行委員会代表 青山 泰)は、来年2月の卒業教室で終了するが、年3回実施予定の体験教室(4教室合同)は、11月27日(土)の中山菜園(時津町子々川郷)での収穫体験が最後。
実施予定の27日の天気は「午前中はところによって激しい雨、昼頃には上がるでしょう」という予報が的中し、前日の夕方から降り出した雨が朝方には強い風雨となった。実行委員会は、時々刻々変わる予報を注視し、天気がよい場合(第1案)と悪い場合(第2案)の実施要領第2案での実施を午前7時に決定した。
今回の収穫体験は、子ども65人、スタッフ23人(うち大学生8人)の総勢88人で実施した。中山集会場に集合し、午前9時半から11時15分までが室内学習。その後、約30分で食事。食事後に中山菜園へ移動し、約45分間が収穫作業。午後1時には集会場に戻り解散という計画であったが、小学校3年生から6年生を対象にした教室だけに、点呼や移動、作業着手に手間取り、主目的の収穫作業(ジャガイモ、サツマイモ掘り、大根抜き)がバタバタした感じになった。約束の時間には保護者のお迎えなどもあって、気は急かされ思うように事は運ばなかった。
「空模様を見ながら」行事を進めるというやむを得ない事情もあって、収穫作業ができて子どもたちの喜ぶ顔が見られたことが、何よりの収穫であった。また、この日のために真夏日の中で畑を耕し、種を蒔き、雑草を取り、猪や害虫との戦いをして来た菜園仲間の皆さんの苦労も報われたことであろう。
室内学習では、ジャガイモ、大根、サツマイモの育て方やそれにまつわる逸話、花などの特徴について、それぞれ鳥巣・久松・青山の各氏が現物を示しながら分かりやすく説明した。長大生は、野菜クイズやマルバツゲーム。外大生は、アメリカでのサンクスギビングデー(感謝祭)の様子をクイズを交えて紹介した。
今回は佐賀大生(実家は佐世保)やワシントンのメリーランド大から外大へ留学中の学生さんが大学生スタッフとして参加。菜園仲間も初参加するなどスタッフ陣も多様化し、広がりを見せている。
スタッフの皆さんは、開催が危ぶまれる中、早朝からの準備作業お疲れさまでした!裏方で昼食づくりをされた菜園や当法人のご婦人方の後方支援も見逃せません。総力を結集した結果、本年度の収穫体験も無事終了しました。ご苦労さまでした(^_-)-☆。
サツマイモ博士?青山さん
大根博士?久松さん
ジャガイモ博士?鳥巣さん
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ジャガイモ、サツマイモ掘りと大根抜きの混在作業 今年は豊作で子どもも満足
菜園に到着 収穫作業の説明
中山菜園へ出発(右後方が中山集会場)
昼食はぶた汁、おにぎり、漬物。デザートに柿とりんご
天の恵みに感謝していただきます
クイズの賞品を手に喜びのポーズ
ブロッコリーの害虫被害
サンクスギビングデーについて 左が留学生
ビンゴゲーム
マルバツゲーム
大学生のクイズ&ゲーム
野菜博士?のおはなし
青山代表から本日のスケジュールと注意事項 他のスタッフは雨が心配
y.canata '12.11.28
受け付け状況(遅れた4人は電話で確認)